思い起こせば初めて自分の胸が大きいのを自覚したのは小学校二年生の時。
それはとても暑い日で、クラスの担任が「今日は暑いから体操服の下に肌着を着ている人は脱ぎなさい」確かこう言われました。今だったらPTAから抗議が来そうですが、当時はまだ色々な事が緩かった。
当時はまだ羞恥心も芽生えてないクラスメイト達と一緒に私も何の躊躇いもなく肌着を脱いだら、視線を感じる。
見ると隣の席のE君がじっとこちらを見ており一言。
「お前ボインだな」
そこから私の胸で悩む人生が始まったと言っても過言ではありません…。
胸が大きいのが悩みだと言うと、同性からは「嫌味?」又は「贅沢な悩みだよね」と言われる。いやいや、こちらは本気で悩んでるのです。
お気に入りのお洋服、胸がしまらない、強調されるで何着諦めたことか。
男性と面と向かって会話をしていてチラチラ胸を見られているのがわかった時の何とも言えない気持ち。
学生時代、電車で痴漢に触られたこと数回。
社会人になって飲み会の席でも酔っ払いに何度触られたか…。
良いことなんて何も無かった。
せめて同じ体についてる顔が可愛いとか美人なら救いもあったのだろうが、エラのはった地味顔。
もう笑いしか取りに行けません。
でも案外神様は良く見ていてくれるものです。
現在夫の人は大きい胸が大好きな人。
私の悩みだった大きい胸を全肯定してくれる大事な人。
結果オーライですかね。